NPO法人「人と自然の絆を創る会」の設立趣旨
私たちは20世紀において、物質的豊かさを求めるあまり、大量生産・大量消費・大量廃棄という経済システムのなかで、地球温暖化等々の環境問題を引き起こしてまいりました。
こうしたことの反省の上に立って、21世紀を「環境の世紀」と位置づけ、お互いの身近なところから、出来ることから環境問題の解消に取り組む世紀としなければならないという世界的コンセンサスが生まれたものと考えます。
具体的には「浪費社会・環境破壊」の生活から、価値観の転換・生活様式の転換を図り、環境負荷の減少・省エネルギー・地球資源の循環利用・自然環境の修復・物質経済からの脱却等々を柱とする「持続可能な21世紀型文化生活」の創造定着を目指さなければなりません。
私たちは、平成17年2月より、優しい快適な環境のシンボルとも言われていますホタルの養殖とその自然界への放流に取り組んでいます。現在、道後温泉旅館組合の会員をはじめといたします12戸の方々にゲンジボタルの幼虫飼育の里親をお願いしているところです。かつては全国的にも屈指のゲンジボタルの生息地だったと伝えられている道後公園周辺の水辺に、平成18年3月には成長したホタルの幼虫を放流し、暮らしに優しい生活環境の復元を目指し、市民の環境問題への関心を喚起して行く計画も進行中です。
ホタルの復元活動を出発点とし、人と自然の絆を共に創ろうという呼びかけを行い、意欲あるボランティアを募り、環境保全を図る活動・自然環境を生かした町づくりの推進を図る活動・自然環境のなかでの子どもの健全な育成を図る活動等々を通じて社会に貢献し、広く公益に寄与していきたいと考えるに至りました。
そのためには、環境問題にかかわる諸活動は、組織的に、継続的に行い、ご協力くださる善意の方々に信頼されるものでなければなりません。既にご支援を頂き、今後も頂く各種団体、個人の方々に安心を頂く中で、将来への発展を目指すためには、各種の契約締結等々の法律行為やレンタル行為に係る契約締結行為等々、明確にしておく必要があります。ここに法人格の必要性を痛感するに至り、このたび特定非営利活動法人 人と自然の絆を創る会を設立することにいたしました。
平成17年12月29日
特定非営利活動法人 人と自然の絆を創る会